境港の巨大マンボウ(2004/12/1)

みなさん、ニュースです!平成16年(2004年)11月18日に、日本海:島根県邇摩郡温泉津町の沖で「まき網」によって巨大マンボウが水揚げされたそうです。私の調査では日本海側でマンボウが水揚げされるのは珍しく、ましてや巨大マンボウが揚がった情報は4年目で初めてです。個体情報は右の通り。全長275cm、体重1.15。体重が詳しく分かっているのは非常に珍しいです。一体どうやって測ったのだろう??体をよく見ると「しわ」が目立っているのが分かります。痩せていますね。太平洋側ですと水揚げされたマンボウは食用に解体されるのですが、どうも日本海側(特に山陰)では食べる習慣あまりがないらしく、獲れたマンボウは捨てられることが多いそうです。それだけ馴染みのない(要は獲れない)魚なのでしょう。

sakaiminato mola.jpg
写真提供:鳥取県立博物館
全長:275cm 体重:1.15t

さてこのマンボウは一体どうなるのかというと、はく製にされるそうです。はく製になったマンボウ、是非見に行ってみて下さい。鳥取県立博物館に展示されるのかな?この情報は鳥取博物館の方からいただきました。しかもサンプルを提供して頂けると言う事で大変ありがたいです。本当にどうもありがとうございました!このマンボウの情報は入り次第、またお知らせします。お楽しみに!

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